E3 2006でのArmedAssaultプレイ手記(2)

 昨日、紹介したE3 2006に出展しているArmedAssaultを実際に遊んだParker氏の手記ですが、後半の部分を翻訳してみました。
 相変わらず下手くそな訳ばかりですが、どうかお許しください。


 最初のミッションでは、砂浜に降りた12人の小隊が北側の丘の上にある町を制圧する任務のものだった。私は、島の南の広い砂漠が中東の地勢によく似ていると思った。北部がヨーロッパみたいな環境であるのにだ。私は小隊長として、レーザースコープ付きのM4ライフルを装備することにした。私たちの小隊が、丘の中腹にさしかかる頃、断続的な射撃を開始してみた。アイアンサイトに切り替えると、照準の色と細部が変わっているArmAの新しい要素に気がついた。照準の中で、マズルフラッシュを覗くことができる。道路に横たわり、一斉射撃を開始し、私は自分の小隊を小さな尾根に前進させることにし、西側から援護することにした。尾根に近づくと、たくさんの人影が次の丘から北西に向けてやってくるのに気がつき、また射撃を繰り返した。この戦闘によって、2人の味方兵士を失い、何人かが負傷していた。
この地点から、私たちは町の外側にある小さな木の茂みに移動してみた。ここで新しい環境がもたらす機能をチェックすることができた。OFPではスプライトが交差していた木が、ここではたくさんの面積と深さを持っているのだ。草についても、たくさんの他のゲームとは違い、常にカメラの方を向く2Dイメージの板ではないのだ。残念ながら、自然な感じに見えるものではなかったが。草はすごいが、散発的に設置されている。草を継ぎはぎに生やす表現を与えるには、あまり継ぎはぎであったし、不毛の土地っぽくてふさわしくない。そういえばArmAはOFPのエンジンを元にしているのだったから、古いエンジンではこのくらいの見せ方になってしまうのだろう。なぜならば草の継ぎはぎは、荒れ地のエリアにたくさん見えているからだ。ゲームプレイに影響しないように、広いエリアを通過する時は散らしたままにすることもできる。
木の茂みで小隊の編成を変えた後、丘の頂上に向けて動くことにした。不幸なことに、頂上では共産主義勢力の敵部隊が我々を待ちかまえていた。戦闘が始まり、退却を試みたところで私は射殺されてしまった。ここでゲームの新しい特徴に気がついた。OFPにおいては、自分の死亡はミッションの失敗を意味するが、ArmAでは死亡時にぐるっと回るとカメラの後、戦闘を続けるかあるいはリブートするかを聞いてくるのだ。これはRainbow6のゲームシステムに似ているだろう。
ここではミッションを終わらせ、サボタージュミッションというものを見つけたので、こちらに移動した。このミッションでは、サイレンサーつきMP5を装備した3人の特殊部隊を巻き込んでいくものである。このミッションは町の中の建物からゲームが開始される。私たちの小隊は、ウェイポイントとして示された地点に移動し、道路を巡回する3人の警備兵がやってくるのを待つ。私たちは彼らが近づく前に射撃を開始した。このミッションは、市街地における近接戦闘戦である。敵は全ての街角にいる。ここでの敵のAIは、攻撃的であることをのぞき、OFPのAIと別物であるようには見えなかった。ここで午後の終了時間にさしかかったこともあって、E3のスタッフは我々を追い出す準備に入ったこととから、デモを終わらせることにした。
多くの人が興味を持っているのは、ArmAの新しい機能であるキャラクター交換システムについて、いくつか情報を得ることができた。いくつかのミッションにおいて、戦場で操作するキャラクターを交換することとができる。デモでは、スナイパー、小隊長、戦車の砲手に切り替えていた。セレクションメニューに進むと、プレイヤーはミッションの中で操作するキャラクターを切り替えることができるのだ。嫌だった要素として思い出すのは、OFPで水泳が機能しないことである。水中では、キャラクターは底面まで沈み死んでしまうので、気をつけなくてはいけなかったことを思い出してほしい。ゲームの中で輸送機関としてあまり使われなかったし見落としがちだったボートのことを暗示している。この島は、とても大きく更に詳細になっていると思われる。面積は400平方キロメートルもあり、徒歩の時は2km先まで見通すことができ、空中にいる時は5km先まで見通すことができる(それなりのPCを持つ者にかぎられるだろうが)
 エディタサポートの面についてだがミッションエディタは同梱される状態で発売されるそうだ、ちょっとした情報だがこれも共有することにしよう。現在のOxygen LiteやVisitorといったツールもノーマルマップのテクスチャサポートを含んだちょっとしたパッチを与えることでArmAのエンジンの上で動作する。付け加えると、これは最終的に決定するゲームパブリシャに依存するので、これらの(※MODerへの)サポートが可能になるかどうかはまだ未定だそうだ。