この数日間は夏休みで休暇を取っています。
昼間は家族サービスに勤しんでいますが、夜は制作活動に没頭。
とは言っても、成果が進んでいるわけではなく、検証しては気に入らなくてやり直すの繰り返しで数日を費やしています。具体には、ここ何年間のもはやライフワークと化している?日本のマップ開発に向けて、の研究作業です。
OFPでBOH用の舞恋島を作ってた時は、PMC Tacticalチームが作ったWrpToolという秀逸な地形編集と建物オブジェクト設置をシームレスなワークフローで行える秀逸なツールで楽しく作りました。
ところがArmA時代に入りマップの仕様が大きく変わったことで、このツールが事実上、使えなくなりました。ArmAシリーズだとBISのVisitor3を使うわけですが、これが機能的にWrptoolに及ばないのです。特に地形編集の機能が貧弱で、Visitor3でマップを作りながら地形を作るというよりPhotoshopやその他の外部ツールで最初にビシっと地形を作りこまないと、効率が悪そうな気配がムンムンしてます。
じゃ最初に地形をビシっと作ってやるぜ、ということで政府機関が提供しているリアルな標高データを持ってきて、データ変換を重ねて、L3DTというツールを作って地面の属性情報を現すマスクマップと、地面の背景画像になるサテライトマップを生成させて、それをまとめてVisitor3に読み込ませる自分なりのワークフローが、断続的に続く2年以上の自己研究の結果、確立した次第です。
こんなことを繰り返した結果、今では世界だろうが日本全国だろうが、あなたの住むその土地を30分位でARMA2に再現することができるようになりました。そして上の3つの画像が、約30分で作った日本のとある場所のリアル標高データを用いて作ったマップです。
これが出来るようになると、今度は次の悩みが出てくるようになりました。
それはまた次回。