ここではアドオンの作り方を書いていこうと思います。
いつかはP3CやSH60を作れる日を夢見てアドオン製作を始めましたが、結局は島作りの一環で覚えた建物作りくらいしか満足にできませんでした。そんな私ですが、取り掛かる前にチュートリアルチックなものを書き連ねていました。少し古い情報も混じりますが、何かのお役に立てば。
第1日目ツールの準備とインストール
まずは先達のサイトを眺めて、事前の知識を仕入れることに。
義眼さんのOFP Addon Create(現在は公開停止中)によると、ひとまずOxygen Lightというツールの整備から始めたほうがいいということが分かった。しかも(@@)さん謹製の日本語マニュアルも一緒に公開されているので、少し勇気付けられた。
その後、BISのサポートサイトBreathに辿り着き、Oxygen LightとOxygen ViewerというツールをGetしてきた。このツールのインストール方法はBreathで学ぶようにってことなので、苦手な英語力を駆使して訳してみる。
O2light.ZIPを解凍して、”C:\Program Files\Oxygen”あたりに置いてくれ。
o2_viewer.ZIPを解凍して、ルートディレクトリか仮想ドライブに置いてくれ。空っぽのドライブがお勧めだ。”D:\”, “X:\”とかな。
“Objektiv2Light.exe”を起動しろ
階層化して整理するのが好きな几帳面な僕には、厳しい要求だけどBISの指示に従うことにした。ひとまず両方のツールをDドライブのルートにぶち込むことにした。言われたとおりObjektiv2Light.exeを起動すると、いきなり「Unable to open external viewer」と怒られた。悔しいので次にCONFIGURATION(設定の仕方)の項を訳してみることに。
OxygenメニューからFile→OptionsでビューワをBuldozerに設定しろ。つまり”External Viewer”のボタンをWクリックして、Buldozer.exeの在り処に設定しろってことだ
なるほど。
モデルの閲覧は外部ビューワに任すってことかな。
さっきのエラー表示はこれを設定すれば収まるのかもしれない。
で、やってみた後にもう一度 Objektiv2Light.exeを起動する。
今度はエラーが出なかったけど、Buldozerなるものが全画面モードで開く。
しかも終了の仕方が分からない。とりあえず続けて訳すことにしよう。
ビューワの設定は”-noland -dx”オプションがお勧めだ。Optionsの下にある文字欄に”D:\buldozer.exe -noland -dx”と書けばよし。更に”-window”とつければウインドウモードで立ち上がるだろう。
全画面で立ち上がったのはそういうことだったのか、安心した。つまるところ”D:\buldozer.exe -noland -dx -window”と書いとけと。
OxygenメニューからFile→Optionsを開き、DLL FolderのところをOxygenをインストールした場所に設定しとけ。要はDLL FolderをWクリックして、”C:\Program Files\o2light”を指定してやればよい。
この場合、僕はDドライブにO2Lightを置いたので”D:\o2light”と指定してやることにした。これでインストールは全部終わりらしい。そしてもう一度Oxygenを起動してみる。また「Unable to open external viewer」と怒られた。
再び考え込む・・・・・。
ここで仮想ドライブがオススメだぜ、という意味が理解できた。
DドライブのルートにO2_viewerフォルダに入っている中のファイル(625ファイルと11フォルダ)を全部ばらまけ、という意味だったらしい。専用ドライブを作った方がいいぜっててことだったんだ。随分と贅沢なことを要求するツールだと思った。
とは言え、こいつのためにパーティションを切るのは気に入らないので、ドライブを仮想化するツールを導入することにした。仮想ドライブforXPなるM-takeさんの作品。
このツールでO2_viewerフォルダを仮想化したGドライブにして、”G:\buldozer.exe -noland -dx -window“と指定するようにした。(一度G:\buldozer.exeを設定してから、 -noland -dx -windowを指定してくださいね)
よし、今夜はここまでしよう。
第2日目モデリングをしてみる
あらためて義眼さんのサイトを眺めると、Oxygenを日本語化するパッチがあることに気がつく。入れてみるとメニューやら何やらが全て日本語になった。何て凄い人なんだろう・・・。
さて、何を作ろう。いきなりSH60とかP3CとかE2Cのような大層なものを作れる筈がないので、もっと簡単なものにしようと思う。自分がミッションを作ってて不便を感じるのが、指揮所などのシーンでの小物が多い。意外にスチール製の折り畳み椅子とか机とかが欲しかったりする。BIS純正テントも見飽きた感もあるし。ということでスチール製の折り畳み机にすることにした。会社に行けばいくらてもあるので資料にも困らなさそうだし。
ネットで一般的な折り畳み机の大きさを調べてみると、W1800×D600×H700mmらしい。妙に大きい気もするけど、3人掛けの卓なのかもしれない。まずは天板から作成しようと思い、作成(C)→直方体(F7)と進むと、プリミティブ作成というダイアログが出てきた。1の単位がメートルとのことなので、上から1.8/0.03/0.6と数値を入れてみた。するとビューワに天板ぽいのが出てきた。
次に荷物をしまうような引き出しっぽいものを同じく直方体(F7)からW1.6/D0.5/H0.1で作成。これを移動してそれらしい位置に置く。
次に脚。作成(C)→円柱で作ってみる。円柱といっても真円じゃなくて多角形の円柱が出てくるじゃないか!と思ったところで気がついた。そういえばOFPには円ってないよね。車輪もよく見るとみんな多角形だし。何角にしようか悩んだ結果、たかが会議卓の脚にポリゴンをたくさん使うのは勿体無いので、四角にすることにした。現実の会議卓は、丸パイプの脚が多い気もするけど、まぁいい。そして支柱も忘れずに作らないと。
こんなのでいいのかどうか分からないけど入門編ということで、モデリングは完成ということにしてしまいました。
第3日目テクスチャを貼ってみる
いったん、ここで終わってます。
すみません。