新しくマシンを組み立てました。
CPUといった主要パーツのみならず、今回はケースやケーブルまで含めて、一切の使い回しがないマシンになってしまいました。
使いまわし予定だったビデオボード(RadeonX700Pro)も、組み立てている最中に不注意で抵抗をポキッと折ってしまい、慌ててアキバに買いに行きました。抵抗だけ買ってハンダで取り付ける技能があればよかったのですが・・・。
新しい構成はこうです。
CPU:Athlon X2 5200+(65W)
M/B:MSI K9AG Neo2 Degital(AMD690G+SB600)
MEM:Aeneon DDR2 800 x 2 (2GB)
HDD:Deskstar T7K500 (500GB)
VGA:Radeon HD2600XT GDDR3
CD:LGの最近の何か
CASE:Antec P180
電源:Antec NeoHE380
Cooler:刀2
AM2に移行したことで、それまで愛用していたAlpha社のPALシリーズのCPUヒートシンクともお別れになってしまいました。それで刀2なるシンクを買ったのですが、正直、シンクのでかさにびっくりしました。というか、これでも大きくない方というのが・・・。マザーへの固定の仕方も、ネジで止めるタイプではないので、不器用な僕は何度も金具がうまくリテンションに引っ掛からず苦労しました。昔のコアむき出しのCPUだったなら、間違いなく壊していたはずです。
今回は10年ぶりにMSIを、5年ぶりくらいにSiS以外のチップを使うことになりました。ひたすらSiSのAMD用ATXマザーの発売を待っている間に世の中に取り残されていくのにも疲れたし、食わず嫌いもよくないかなと思って。それで、省電力っぽくて割とレイアウトも良さそうなK9AG Neo2 Degitalを買いました。室温29
度の部屋の中、SpeedFanで見たCPU温度は29度を指したりします。
CPUを変えてみたわけですが、MSIマザーの温度測定はともかく、ヒートシンクを触る限り確かにかなり冷たいです。さすがに65W版だけあって、あまり発熱しません。この点はいいのですが、性能的には特段のメリットを感じ取れませんでした。今まで1年半くらい使っていたシングルコア2.5GHzから、今回のデュアルコア2.6GHzですから、それも当然かもしれません。でも、もう少しデュアルコアの恩恵を感じ取れると期待してたんだけどなぁ。
チップセットが大きく異なる(SiS756+SiS965L→AMD690G+SB600)ことで、何か挙動が違ってたりするかなと思いましたが、HDDの入れ替えでファイルを大量コピーとかしてても普通に動いてました。昔、KT400の頃のVIAを使ってた時は、これをやるとファイルコピーが終わってもマシンが遅くなってたりして「ガッデム」と吠えながら再起動をかけてましたが、今時のはそんなこともないようです。
今回感じた、一番の困ったチャンはビデオボードです。というかHD2600XTに罪があるわけではなく、ドライバにまだまだ問題がありそうです。なんですか、このATI Catalyst Control Centerというユーティリティは。.Netの入れる順番を間違えたらパネルが起動しないので、OSから入れ直しました。更に挙動も怪しく、このユーティリティを開くと、たまに落ちたりします。早く7.7か7.6に対応したOmegaDriverが出てほしいです。
あんまり投資に見合わない換装だったなぁ、Opteron146でまだまだ戦えたなぁと思う部分も多々ありますが、とりあえずこんな感想でした。
それとOFP/ArmAはまだインストールしてないので、こちらの方はよく分かりませんが、3DMark2005比で3倍くらい性能向上していたので、きっと体感できることでしょう。そのうち試してみます。
あと、今回驚いたことが一つ。
4pinの電源コネクタにも相性?があったということ。
このコネクタにHDDを挿すとマシンは起動しませんが、同じケーブルに繋がっている隣のコネクタに挿すと普通に動き出す。じゃ、壊れていたのかなと思ってファンを挿すと特に問題なくマシンが起動するのです。