MacWorldExpoと家のMac

 ども、酔っ払って帰宅→爆睡→真夜中に目覚めました。
 さて日本時間で昨日の深夜、サンフランシスコでMacworld Conference & Expo 2008が始まりました。開催に先立ってApple社のJobs社長が行うKeynote(基調講演)は、その年のApple社の目新しい新商品を発表する場にもなっていて、重要なイベントとなっています。日本時間で言えば深夜2:00頃がJobs社長の出番ですので、仕事→帰宅→仮眠→一旦起床→関連サイトで会場からテキストでの中継を見る→寝るといった感じで最後まで楽しんで観ました。


 最新OSのLeopardは売れに売れたぜみたいな自慢話のような報告から始まり、無線ルーター+NASみたいな商品を発売するぜ、iTunesで映画のレンタルを始めるからみんな借りてくれ、iPhoneとiPod Touch用にゴキゲンなソフトを作ったから買ってくれという話に続いていきます。AppleTVが売れてないから強化版も作ったし値段も引き下げたぜ、みたいな話もありました。そして最後にMacBookAirという超薄いノートパソコンの発売が発表されました。
 ご存知の方も多いと思いますが、Apple社は特に基幹的な新商品の発表は大々的に行うようにするため、それまで発売に関する事前の情報は一切流れてきません。もちろん「最近あんな特許を取った」だの「あの技術とこの技術を組み合わせてこんな商品を出してくるはずだ」と世界中のヒマ(失礼)な人達が、あれこれ推測し、噂を流し、フェイクの製品外観写真を流したりすることがひとつの風物詩になっています。
 今回の超薄型ノートパソコンも含め、映画レンタルのこともかなり信憑性の高い噂として流れていましたので、あぁやっぱりそうきたか、と思ったんですが、むしろあまり噂として上がってなかったという意味で意外性を持って読んでいたのは「TimeCapsule」という無線ルーター+自動バックアップ連携機能付きNASという商品でした。
 500GBで約36,000円、1TBで6万円弱という価格が高いのか安いのかよく分かりませんが、薄型ノートのMacBookAirよりは強く興味が惹かれた商品です。我が家は今、玄箱というNASキットにDebianを入れてSMBファイルサーバーとして使っているのですが、転送速度が遅く手動バックアップしていると結構イライラしてくるので、もしTimeCapsuleなる商品が有線でそれなりに速度が出るのなら、500GB版を買ってみたいななんて思ったりしました。MacでもWinでも使えるよ、って書いてあったし。
 さてMacの話ついでに、年末に購入したiMacのその後の話に続けますと、やっぱり売却することにしました。1週間くらいしか使ってないんですけどね。
 机の上に置くと結構でかい(隣に別の液晶も置いていますので)し、特に視線が上目使いになってしまうことが、辛かったです。Windowsを入れてベンチマークを行ってみると、昨夏に組んだ自作Win機より遥かにいいスコアを出すので、売るのは惜しいなぁという気もしたのですが、どうしても正面に大きなものがあるという圧迫感や長時間の上目使いを強いられることは、ちょっと耐えられそうになかったのです。
 そんなわけで、たまに使っていたMacBookPro(ノートパソコン)をもうちょっと活用しようぜ、という気になってなぜか元旦の日にLeopardという最新OSを買ってきました。これをインストールして何やかんやセットアップしている最中、突然液晶ディスプレイが正常に色を表示しなくなりました。ちょっと色が変だ、というレベルではなく100人中100人がおかしいというレベルの表示です。(ちなみに外付けでディスプレイを繋ぐと、そっちは正常に表示されます)
 修理に出したら、昨日になって直ったぜと送り返されてきました。修理報告書には原因だの詳しいことは何も書かれてないのですが、どうもマザーボード(Macではロジックボードと言うそうですが)とキーボードが交換されたようです。またリコール対象のバッテリーだったらしくこれも新品に交換されていました。キーボードは新品の輝きを放ってるし、マザーボードが交換されたせいか、以前の異様な熱さがだいぶ和らいでいる気がします。たまたま長期保証に入っていたので私の支払いは0円で済みましたが、報告書に記載された修理費用は5万円弱となっていました。
 自分の運の良さを噛み締めつつ、Leopardやその他アプリのインストールに取り掛かっている所です。なお、このエントリーは、まだ自作Win機で書いてます。

「MacWorldExpoと家のMac」への4件のフィードバック

  1. NASに速度を求めるのはちと酷ではないかと…
    相場でのお値段ですが無線はなしですが1TBで4諭吉あたりです

  2. おっしゃるとおりです。
    無線も使いそうにないし、TimeCapuselは却下です
    いろいろな選択肢を考えながら、さっき秋葉原で
    ・2.5インチ 160GBの外付HDD(なぜかHDD単体で買うより安かった)
    ・IEEE1394aの口がある外付けHDDケース
    ・GigabitHUB
    の3つを買ってきました。
    2.5インチのはTimeMachine用に、1394の方は内蔵HDDに入りきらないけどバックアップは別にとっているファイル(RAWとか)入れるって感じで。
    内蔵ディスクを大容量に交換とか、ExpressCardでeSATAにして外付HDDで、というのも考えたのですが、その前にまずはチープな方法をお試ししてみようかな、なんて。

  3. 最近の容量はすごいですね。500G、1TBなんかに入れるものがないです、それにそんな入れていて故障した時が怖いですね。子供の写真とかはHDDだけじゃなくDVD-Rとかにかならず取って置いた方がいいですよ。

  4. おっしゃるとおり、絶対に失えないデータは、
    まさに子供の写真なので、うちではHDD3台に分散コピーしています。
    成長とともにこのデータが増えていく一方なので、ちょっと怖いですね。

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