Tools Review – BI Studioの公式ツール –
BI Studioは、ArmedAssault/OperationFlashpointをベースにアドオン、ミッション、島など何らのエディットを志す方を強力にサポートする各種ツール群を提供しています。その全てが無料で提供され、商用目的でなければ自由に使ってよいことになっています。(正しくは EndUserLicenseをお読み下さい)
ArmedAssaultとOFPのそれぞれのツールが出てますので、最終形態をお考えの上、適していると思う方をお使い下さい。
なお各ツールの概要説明は、BIS Wikiのツールの項を翻訳したものでして、自分の使用感に基づいた記述ではありません。
ArmedAssault1/2用のツール
BinMake
Mirror:BinPBOに含まれます
BinMakeは、データをパックする過程で、様々なファイル形式を同一の形式に変換するツールです。今までBinarizeまたはBuldozerで行ってたことを、Pal2PacEまたはCfgConvertによるマテリアルやテクスチャファイルのコンバージョンをコントロールするように使います。
BinPBO
Mirror : BinPBOPE_ReleaseCandidate.zip
BinPBOは、ゲーム園児に読み込ます最終工程で、データのパッキングとコンバージョンを行うツールです。BinMake、Binarize、FileBank、DSSignFileとCfgConvertがその中に含まれ、GUI画面及びコマンドラインのどちらでも操作することができます。
Binarize
Mirror:BinPBOに含まれます
Binarizeは、BIで作成したモデルやマップを最適化するツールです。このツールでの目的は、ゲームエンジンでロード時間を短縮させ、レスポンスをよくするためのコンバージョンツールです。ゲームにとって適切なものではなく、エディットする上でいくつかの重要な情報がこの工程で削除されてしまいます。従って、これはこの工程は表裏一体なと言えるでしょう。 (その理由のひとつとして、バイナライズしたものをリバースするツールをBISは提供していません)
バイナライズしている間は、Config.cppからConfig.binに変換する時と同じように、ファイルの変換や最適化状況を表示するようになっています。このためにバイナライズを使うのなら、むしろCfgConvertと呼ばれるツールを使う方がいいでしょう。
CfgConvert
Mirror:BinPBOに含まれます
CfgConvertは、コンフィグをテキストとバイナリ表現に変換するコマンドラインツールです。
DSCheckSignatures
Mirror : DSUtils.zip
DSCheckSignaturesは、ArmAにおけるデジタル署名を検証するツールです。あなたの署名があたなたのPBOファイルと適合するなら、あなたはこれを適正なものとして許可できます。この検証は、署名するアドオンをリリースする前に用いることを推奨します。署名の検証はサーバで行いますので、あなたはあなたの署名が書き換えられたか、正常に動作するかを検証することが出来るでしょう。
DSCreateKey
Mirror:DSUtils.zipに含まれます
DSCreateKeyは、デジタル署名用の暗号鍵を生成するツールです。
DSSignFile
Mirror:DSUtils.zipに含まれます
DSSignFileは、ArmAのコンテンツにサインをするためのツールです。
FileBank
Mirror : BinPBOに含まれます
FileBankは、PBO形式にパッキングするデータパッカーツールです。
Linda
Mirror : 現在のところ提供されていません
Lindaは、ArmAでの植生システム作るのに使われる植生編集ツールです。
Oxygen2
Mirror : Oxygen2PE_ReleaseCandidate.zip
兵士や乗り物、建物といったユニットなもの作るために用いる3Dモデリングツールです。
Pal2PacE
Mirror : Pal2PacEは、TexView2の中に含まれています
Pal2PacEは、テクスチャの変換をコマンドラインで行うツールです。このコンバージョンエンジンは、TexView2のエンジンと同一のものです。Armed Assaultでは、テクスチャ名の付与ルールが定められていますので、詳しくはコンバージョンプロセスの項を参照してください。
Setup
Mirror : 自動的にインストールされます
BIセットアップシステムは、タイプの異なる各ツールを簡単にインストールできるようにするためのアプリケーションです。
TexView 2
Mirror : TexView2.zip
TexView 2は、paaファイルとpacファイルのビューワーであり、コンバージョンするためのツールです。Pal2PacEと組み合わせ、コマンドラインを用いてバッチ処理で変換することも出来ます。
Visitor3
Mirror : Visitor3_ReleaseCandidate.zip
Visitor 3は、島を編集するためのツールです。このツールを使うことで、ユーザーは島を0から作り直すことも出来るようになります。
Wave2Lip
Mirror : wav2lip.zip
WavToLipは、wavファイルから、lipファイルを生成するためのツールで、OFPから使われてきました。
使い方:ミッションの中で何か喋らせよう作ったセリフのwaveファイルを、WaveToLip.exeに直接ドラッグすると、lipファイルが生成されます。注意点としては、WaveToLip.exeのフォルダはc:\に置くこと(別ドライブ、別パーティションでは動作しないみたい)。またwaveファイルがステレオ形式で記録されていると、うまく変換できない。 またファイル名とパスにスペースが含まれると、うまく動かないので気をつけてください。またデスクトップフォルダの上では動作しないようです。またミッションフォルダの中では、音声ファイルとlipファイルは同じフォルダ内に置いてください。
OperationFlashpoint用のツール
Binarize
DL先 : http://www.flashpoint1985.com/breathe/index.html
ArmAのBinarize項を参照してください
Oxygen Light
DL先 : http://www.flashpoint1985.com/breathe/index.html
Oxygen Lightは、モデルを作成、編集するツールです。
またChibarakiさんの所で見つけた(@@)さん、義眼さんが製作されたOxygen Lightのメニューを日本語化するパッチ及びアドオン作成のための日本語マニュアルをこちらにミラーしました。
Oxygen Viewer
DL先 : http://www.flashpoint1985.com/breathe/index.html
Oxygen Viewerは、モデルや島を表示するツールです。Buldozerの愛称で知られ、Visitor2のビュワーとしても動作します。
TexView
DL先 : http://www.flashpoint1985.com/docs/textview.html
TexViewは、OFP用のテクスチャファイルに変換するツールです。
tga形式の画像ファイルを、OFPが読み込めるpaa形式等に変換するツール(その逆もできる)。マルチウインドウができない(みたい)ので、複数のファイルを変換するの際は面倒。変換操作は、tgaファイルを開いて後、保存(Save as)する時に、ファイル名を記入する欄に拡張子をpaaに書き換えればok。
Visitor2
DL先 : http://www.flashpoint1985.com/breathe/index.html
Visitor 2は島編集ツールです。
インストールガイド 空のドライブを用意し、そのドライブのルートに解凍した全てのファイルを展開してください。また島作りを始める前に、Visitor2での表示に関係する設定を付け加える必要があります。
- -> Tools -> System Preferences
- Basic folder : *あなたの島へのパスを記述してください(例 : X:\island)
- Textures : 上記と同じです。(なぜだか分かりませんが、島のメインファイルと同じフォルダに置かないと正常に動作しません。)
- Natures Objects : ルートディスクを指定することを奨めます。
- Artificial Objects : 上記と同じです。
- Forests and Roads : 上記と同じです。
- World files : 2項と同様です。
全てが終わった後は、プログラムを再起動してください。
Wave2Lip
Mirror : wav2lip.zip
ArmAの項に記述したWave2Lipをご参照下さい。