【暮しの知恵】光学ドライブの修理

 1年ぶりにDVD-Rへの焼き作業を行っていたら、最後まで焼き作業が完了することができませんでした。「あれ昨年はできたし、今も普通にDVDもCDも読めているの、書き込みができないのは変だなぁ・・・」と思いながら、ブランクメディアをもう1枚取り出して再挑戦。しかし8割方書き込みができたあたりで失敗を告げるダイアログが。DVDツールを換えてみたり、対象ファイルを変えても焼き込みが完了することはありませんでした。手持ちのブランクメディアを使い果たしたところで、ドライブ又は電源の不調を疑うことに気がつきました。


 この構成で動くのが不思議な350W安物電源がついに限界に来たのかと思いながら、使用している日立LG製の安物マルチドライブの方も、似たような事例はないかとネットで調査。ありました、ありました。どうやらこのDVDドライブ、経年劣化でグリスが切れて不調を訴える事例が続発なんだそうです。しかしグリスを再塗布することで解決するんだとか。
 近くのホームセンターでリチウムグリス(200円)を購入し、ドライブをばらしてシャフトにグリスを塗り付けて組み上げ。半信半疑のまま、DVDへの書き込み作業を試みると、さっきまでの不調がまるでなかったかのように復活したのです。秋葉原で新しい電源とドライブを買ってこようかと悩みましたが、修理を試みて良かった。1万いくらかは確実に節約することができました。
 さて光学ドライブのサーボを動かすシャフトにグリスを塗ると直るのは本当なのか説を立証すべく、同じく不調を訴えるCDラジカセ(針飛びばかりでまともに聞けない)の方も試してみることにしました。
 グリスの他、一緒に埃を飛ばし、各ギヤにシリコンオイルも塗ったりした結果、見事にCDラジカセも復活(それでもたまに飛びます)したので、それなりに効果はあると言えるでしょう。
 というわけで、暮しの知恵でした。