OFP Workshop2にBISの社員が来た(1)

 先日ドイツで開催されたOFP Workshop2にBISのRastavovich氏がやっとて来て、ArmAのプレゼンテーションを行い、参加者と活発な意見交換を行っていったそうです。その時のhardrock氏のリポートがOFP.czに掲載されていましたので、訳してみました。(量が多いので少しずつ・・・)
 MapfactConstruction Factoryが開催するOFP Workshop IIにて、BISのメンバーであるRastavovich氏にArmedAssaultに関するプレゼンテーションを行ってもらいました。スキル豊かなコミュニティに対し、活発な意見交換が行われたこの機会はとても貴重な体験の場となりました。E3で発表されたArmAのデモ動画も見せてもらいました。E3で発表されたBISに関するたくさんの記事の中では、ArmAの今後のModの側面についてはあまり書かれてないので、この記事ではそういった面でお伝えしようと思います。


■一般的情報
 まず最初に、ゲームプレイに関して情報を得ることができました。既にたくさんのインタビューで触れられているように、ArmAのシングルプレイヤーモードではキャラクター切り替えのシステムがついてきます。これはミッションエディタから、マルチモードの切り替えを可能にするかを設定できるようになっています。このオプションはミッションのコースでスクリプトを介しても変更できるようになっています。AIに関しては、デモの中ではさほど印象的なものではありませんでしたが、Rastavovich氏は製品版ではきちんとすることを保証しました。
 武装はリアル3Dな光学式になり、弾丸の間接的なヒット値については削除されました。(※訳者注・跳弾のことかと思われます)。これは弾のが当たったかそうでないかは、多くのゲームプレイの改善になることを意味しています。武器や弾薬の新しい在庫システムについても聞いてみたところ、Rastavovich氏はこれに関してはあまり情報をくれることはありませんでした。彼はコミュニティに対しサプライズを与える立場にあるべきなのですが。
複数ガンナーポジションについては、ArmAでは間違いなく実装されます。要塞の覗き穴から外に向けて自由に撃てることだけでなく、ArmAでは覗き穴が無数に存在しこれを可能とします。BISは12本のキャノン砲を搭載したいくつかの第二次大戦中の戦艦をジョーク的に作ってみたそうです。現在のArmAのバージョンでは、UH-60では既に機体の両側にミニガンがついています。長いあいだ切望されていた戦車長用のマシンガンについてArmAの戦車で実装されるかどうかについては、BISはまだちょっとした問題を抱えているそうですが、これがどういう理由なのかは今回の写真からは確認できませんでした。
■マルチプレイ
 マルチプレイモードは、ArmAにおいて興味深いことのひとつです。BISの話によると、最大参加人数については、使われるサーバーとの接続状態と強度次第だろうとのことでした。BISが実際に試験したわけではないそうですが、200人くらい集まるようなゲームも大丈夫なんじゃないかと、非公式な立場での回答を貰いました。ボイス・オーバーIPは完全にサポートされ、チャットにあったvehicle、group、side、globalモードといった各階層での通信の使い分けも同様になるようです。別のユニットとの会話もできるのかについては、Rastavovich氏は何も話しませんでした。スクリーンの上には、プレイヤーを意味するたくさんのアイコンインディケータのようなものが並んでいました。
 マルチプレイ中の途中参加ですが、これは心配する必要はなさそうです。サーバ側で許可するかどうかを設定することもできます。その上更に、Rastavovich氏はコミュニティが興味を持つことこそがBISの中心にあることだ保証してくれました。ArmAで新しく購入するプレイヤーにとっては魅力あるたくさんの新しい機能が実装されますが、従前からのOFPプレイヤーのためにこれをオンオフで切り替えられるオプションをBISは用意するとのことです。
 マルチプレイの開発において、もうひとつの重要なことはサーバー側にWindows版とLinux版の双方を用意するかどうかですが、これもBISは両方を開発中とのことでした。また新しいチーター防止システムも開発中だそうです。ゲームで読み込む際にアドオンの電子認証を行うかの決定もサーバーの設定で可能になるそうです。これはチーターアドオンを防止するためにあります。