Gachopinさんに「メタセコのExportで、複数のテクスチャ情報をO2にコンバートできる?」と聞かれ、確か出来た気がしたんですが、後々の作業のこともあるので実験してみることにししました。
要は、O2以外のモデリングツールで作ったカラーマップ付モデル(複数枚使用)を、簡易にO2に持ってこれるか、って話です。
まず実験用に、tga形式のテクスチャファイルを6枚作って、メタセコで作ったサイコロ1個の各面に貼り付けてみました。マテリアル名はテクスチャファイル名と同じにした方が良いと思います。(もちろん実験の意味が無くなるのでサイコロは1オブジェクトにしています)
そしてこれを3ds形式にしてexportします。
次にAnim8orに読み込ませ、KFdataのオプションにチェックを入れた状態で、再度3ds形式にExportします。
で、いよいよOxygenにインポートする番です。
テクスチャパス名も入力します。
すると「テクスチャ(RGB map)が見つかりません」と出てきます。tga形式ならpaa/pacにコンバートしてくれるのかなと思いましたが、そうではないようです。ひとまずOKボタンを押して次へ。
モデルは開かれますが、やっぱりテクスチャファイルが変換されてないので、ブルドーザ(BIS製3Dビュワー)には、ただの四角い箱のまま表示されています。
ただテクスチャ欄に、”メタセコで定義したマテリアル名”+”.pac”が複数残っていること(test_m\test1.pac…の所)に注目してください。
ではインポート前にpacファイルを予め用意してやればうまく行くんじゃないかと思って、6枚のtgaファイルを全部pacに変換してからインポートしてみました。すると”そのテクスチャは既に存在します”と表示されています。
インポート一発で、ブル上でも意図したとおりにテクスチャが貼られた状態で表示されています。というわけで、1オブジェクトに複数枚のテクスチャファイルがあるモデルでも、メタセコでならO2にきちんと持ってこれることが分かりました。
※メタセコはシェア登録版を使っています。シェア版で未登録のままだと、3DS形式にExportできませんのでご注意。念のため。
テクスチャはりはり
ある程度メタセコでテクスチャを貼ったので、ここら辺で確認の意味を込めてArmAにインポート。
Wolfさんの記事を読みながら作業してみる。『テクスチャ名が…