ここ数年、Newsweek誌(日本語版)を定期購読している。
社会人になってまもない頃、何となく格好いいビジネスマン気分に浸りたくて、駅売りのスタンドで度々買っていた。読み終えて家に持ち帰ると妻も読むことだしと、ある頃から面倒くさくなって定期購読を始めた。米軍をはじめとした兵士さん達の写真もちょくちょく載ってたりして、暇つぶしにもいい。
この雑誌は、基本的にはアメリカ人の視点でアメリカ国内や世界の重大ニュースを報じる形式の雑誌なんだけれど、これが結構、日本に与える影響を少し前から予告するような記事が多い。例えば日本にまだブログという言葉がなかった頃、アメリカではブログという日記形式のホームページが流行っている記事を読み「なにそれ?」と思ってたら、そのうち日本でも流行り出して「あぁ、Newsweekに書いてあったあれか」と思ったこともあった。SNSも然り。9・11より前にアルカイダというヤバいテロ組織があることも教えてくれた。
特にサブプライム問題の特集を最初に読んだ頃、「こりゃ大変なことになるかもね」と思ってたら、数週間した頃に日本の新聞にも取り上げられるようになった。それからしばらくして、今の世界的な金融危機がやってきた。まめに情報をチェックしている人には何てことのない雑誌かもしれないが、面倒くさがりな自分にはまとめて教えてくれる貴重な情報源だからだ。
最近、定期購読を来年も更新してくれませんか、という封書が届いた。
もちろん更新することにした。
「Newsweek誌(日本語版)」への4件のフィードバック
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ほう
ほうほう。
酔っぱらって書いたので、後で読み返すととても恥ずかしいエントリーになってしまいました。
そう?
自分の知的学習経路を気兼ねなく公開できる人ってのは優れた人が多いと思うけど。
単に「知識を持ってる」だけじゃなくて、社会と付き合いのできる人。
自分が今この程度だよってことをすらっと開けっ広げに言って、歪みなく自己認識をしてどんどん階段を昇っていく。
逆にそういうことできない人は変なコンプレックスで頭デッカチになって階段の下の方でずっともがいてるような。
>abcさま
「社会とお付きあい」をコミュニケーション能力に置き換えると、確かに仕事の出来る人はコミュニケーション能力に長けている人に多いと実体験でも感じられます。またコミュニケーション能力の源は、知識による部分も多いので、本当に周囲の人間に認められる人は、知識もあってコミュニケーション能力の高い人に多かったです。
僕はそのどちらにも欠けていたので、燻ってますがw