リアルっぽい日本のマップをOFP(or ARMA2)作って、その上でキャンペーンを作りたい、というのが僕の夢で、またこのサイトのテーマだったりします。
で、リアルっぽい日本のマップということで、国土地理院が発行してる数値地図(標高データ)を使えばかなりリアルな感じのマップができるんじゃないか、とかねがね思ってました。実際に作った暁には、いろいろ手間のかかる手続きが必要になると思われるのですが、とりあえず技術的にそれが可能なのか(あまりお金をかけずに)、今夜はそんな挑戦をしてみました。
棚に眠っていた数値地図のCD-ROMを引っ張り出し、こびわさんのサイトから、国土地理院の標高データをxyz形式なテキストデータに変換するツールを使って、Visitor3に取り込んだのがこのスクショ(標高2,000m近い山を持つ、とある島の北部)。実に日本らしい複雑な山岳形状が表現されています。
一瞬、「こんなにお手軽に本物の島が!! すげぇぇぇぇぇぇぇ」と、かなり感動したのですが、なぜだか一定間隔で妙な窪みというか谷が出来てしまいます。Visitor3のインポート機能が悪いのか、mem2xyzなツールの本来の使い方と異なる使い方をした僕が悪いのか、地理院の元データが悪いのか、原因が分からず仕舞いです。
OSXで動くツールなのですが、某所に国土地理院の数値地図をグレースケールのイメージに変換してくれるビュワーを見つけたので、これも使って
・グレースケールなイメージを作成(16bit PNG形式)して、Visitor3に取り込む方法
・グレースケールなイメージをWiburに読み込ませxyzで出力し、Visitor3に取り込む方法
も試して見ましたが、狙ったような結果に結びつけることが出来ませんでした。
もう少し試してみようと思いますが、今夜はこれで断念。
なお調査の過程で、日本ほぼ全国の空中写真をかなり緩やかな制限で利用可能にしている国土交通省のサイトを見つけました。収録されているのはやや古い世代の写真が主体のようで、今どきの高分解能な衛星や航空機から撮影された画像(例えばGoogle Earth/Mapで見れるような)と比較するとやや見劣りはしますが、それでもこの緩やかな利用制限は、僕らのような貧乏Modderには大変ありがたいものです。サテライトテクスチャ作りに、かなり活用できると思いました。