今日はブリュッセルに連泊です。
大通りに面した部屋だったので、とてもうるさい。
昨日から今日にかけていろいろ感じるのですが、この町は日本人に少し意地悪。
さて、荷物をホテルに置いて、散策開始。
手始めに市内交通の一日乗車券を買い求めて、目の前に止まったトラム(路面電車)の運転手に話しかけると
「一日乗車券を売ってくれ」
「悪いね。一回券しか売ってないんだ」
地下鉄の駅なら売ってるだろうと、駅まで歩いて券売機に行きました。
確かに一日乗車券は売ってるんだけど、こっちで通用する(世界的ではない)謎のカードかコインでのみ購入できるようで、手持ちのお札やクレジットカードでは購入できませんでした。
仕方ないのでまた歩いて散策。そのうち硬貨も揃うことでしょう。
いろいろ思ったけど、こっちで生活するにはお札と硬貨の利用方法をシビアに考えた方がいいです。とにかく硬貨はたくさん持った方がいい。でもだからと言ってむやみにお札を出すのも好ましくありません。
1ユーロ硬貨10枚、10ユーロ札一枚、金銭的価値は同じでも、硬貨とお札が持つ価値というか機能は、必ずしも等しくはないと思ったのが、今日の結論。
屋台で1kg3.5ユーロで売ってるリンゴ、1個で買うと1ユーロでした。
ちゃんと値段を聞いてから買うのを決めるか、ちゃんと値切らないとダメですね。
ともあれユーロ硬貨を手に入れたのでよしとします。
グラン・プラスの広場。
ベルギーと言えば、ワッフルとチョコレートですね。
下は有名なGODIVAの直営店。
ワッフルは、おやつに食べに来ることにしましょう。
何でか知りませんが、世界的に有名な「小便小僧」の像(写真の左上)。
ションベンコゾウでは変換できません。
正しくはショウベンコゾウ。
モン・デ・ザールの庭園。
向こうには騎馬像、その向こうには市庁舎の塔が見えます。
この3つ、微妙に一直線ではなくて、惜しい。
僕の中で インカ帝国 > ベルギー人 が確定した日。
誰か分かりませんが、有名な人なんだと思います。
わざわざ調べる気にもなりませんでしたが、外国人に上野公園に連れていって、西郷さんの銅像を見せても微妙な顔をされるのと同じ感覚だと思います。
では別角度で。
今度はアップで。
さらにアップで。
しつこいのでもうやめます。
この辺はやけに軍隊がたむろしています。
何かが始まるんでしょうか。
クーデター?
びびった私、兵士が見ている時は彫像を撮ってる振りして撮ってみたり。
でもみんな普通にマラソンしてます。
多分、日常のよくある光景のよう。
公園で鉄の玉投げに興じる人達。
しはらく眺めてましたが、ルールがよく分かりませんでした。
でも長老格の人が定規を使って測ってるくらいだから、かなり厳密な勝利判定基準のはず。
テニスボールくらいの大きさ。
持ってみたけど、見た目ほど重くないです。
砲丸投げの玉の流用でないことは確か。
ベルギーの地下鉄5号線に乗って、
決死の車内撮影に成功。
ここはもとから西側なのであまり気にかけませんでしたが、3年前に東欧に行った乗った時は、なるべくレンズ人に向けないようにして撮るか、こっそり撮ってました。
今頃、昼飯。
適当なレストランに入って、適当に注文したらお箸が出てきました。
箸が出てきてのは、きっと僕が東洋人だと思って用意してくれてたんだよね。
気の利くお店だね、でも箸の置く位置はそこじゃないよ、向きも違うし。
「韓」という字が箸面に書かれているけど、実は僕は日本人なんだ。
でも気にしてないよ、そりゃアジア中の箸を用意するなんて無理だよね。
これ僕の国では「春巻き」って言うんだけど。
それにその向こうの牛肉炒め・・・・ここベルギーだよね?
どうしてライスがあるの???
と思ってよくよく眺め回すと「Restaurant Vietnamn」と窓に書かれてます。
全く気がつきませんでした。
でも野菜豊富な料理で、むしろちょうど良かった。
そして美味かったです。
今回の旅で一番、美味い食事だったも。
今日は月曜日でほとんどの美術館、博物館は定休日です。
毎度到着してから気がつくのですが、一週間来るなら「月曜日到着、月曜日出発」にすべきです。今回は航空券の都合でできなかったけど。
そんなわけで地下鉄に乗ってフラフラと宛てのない旅に出ます。
なんだかんだ終点まで来てしまいました。
ERASMEという駅。
駅前は病院のようです。
あまり興味深いものはありません。
こっちにきてスーパーでSPAとい名のミネラルウォーターばかり買ってるのですが、今回はアクエリアスのGREEN SPLASH味を買ってみました。
洋梨の味です。ちょっと日本人的には微妙かも。
ですがこのドリンクを買った時のスーパーで出会ったレジの女の子、めちゃくちゃ可愛かったです。勇気を出して、写真を撮らせてもらえば良かった。俺のバカ、バカ、バカ。後悔は後でしたって遅いって学生時代に学んだじゃないのよ。
というか、こっちの白人の女の子、とても可愛い人が多いです。
オランダはゲルマン系で、ベルギーはフランス系。
明らかに顔つきが違います。
オー! フランソワーズ!!って言いたくなる感じ。
この気持ち、分かってもらえますか?
近くで火事があったようです。
万国、消防車は赤色のようで。
またまた適当にトラムに乗って宛てのない旅路へ。
そして気ままに途中下車。
奇麗な公園が見えたので。
ここでも例の鉄の玉投げ。
こんな小さな頃からの英才教育。
鉄の玉投げ界の石川遼君なるか。
(今時はタイガーウッズに準えるのは適切ではありませんから)
そろそろ中央へ。
ベルギーの南駅。
これはドイツのICEです。
これに乗ってきた人は車内50度を体験したんでしょうか。
さらに散策。
ベルギーは移民の街であることを実感。
ジュ・ド・バル広場は、明日お祭りが開かれるようです。
でも明日は日本に帰る日なんだよな。
観光客向け貸し自転車と思いきや、契約制の貸自転車のようです。
こういう試みは面白いですね。
「ヒト・ト・シテ」
これは意図された落書きなのか、それとも偶然なのか?
そして地面に置かれたゴミ袋。
ともかく頭の中に海援隊の歌が流れてます。
スケートボードや自転車でのアクロバットに少年達が勤しむ公園がありました。
うまいなぁ、と思ってたら少年じゃなかったよ。
俺とたいして年齢が変わらんヤツもいた。
確かにそこにいた。
ブリュッセルを歩いてて思うのは「Royal」と名のつくお店の多いこと、多いこと。
ここはRoyalと名のつくDogShop。
王家と関わりの深い犬のお店なのかな?
Royalと言うと、つい皇室御用達なキーワードか浮かんでしまいます。
きっとここは格式高いペットショップなのでしょう。
そう言えば、今自分が泊まってるホテルも「Royal」と言います。
一泊、49ユーロ。
やっとワッフルにありつけたよ。
おばちゃん、愛想がなさ過ぎだぜ。
明日はいよいよ空港に行って、帰国です。
とは言えこっち時間で18時からのフライトなので、午後の早い時間まで観光の続きです。
日記の続きは、日本に着いてから。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。