暴力装置


 官房長官が「暴力装置である自衛隊」と発言し問題になっているようです。
 
 最初にそのニュースを知った時、何をとんでもない発言をしてるんだあのバカ長官は、なんて思ったのですが、帰宅して調べてみたらマックス・ウェーバー? 社会学用語?なのだそうで。
 学校では社会学を学んできたはずなのに、恥ずかしながらその言葉を全く憶えてませんでした。そりゃでウェーバーの名前くらいは憶えてますが、何を書いてた人か全く分からない。
 
 思えばあの頃は、毎日ほとんど机にうつ伏せて寝ていたような気がします。
 ちゃんと卒業はできましたが、無駄に学費を支払ってきたようで。
 カアチャン、ごめんな。
 でも、よそで小賢しく使うより、さっさと忘れてしまった方がいい用語ってあるよね?

「暴力装置」への4件のフィードバック

  1. 最近自衛隊に関係した物騒な話が多いですから、この「暴力装置」について真剣に考える人が増えるのはけして悪いことじゃないと思います。
    実際は自衛官の人達自身もそんなことあんまり考えてなさそうですけど!

  2. どもです。
    みなさんもう呆れちゃってるんじゃないでしょうか。
    でもあまり騒ぎになりませんでしたね、分かりやすい法務大臣さんの発言の方に焦点が掛かっちゃってて。
    目下、監視船が接続水域内に入っていることが気になって仕方ありません。EEZ→接続水域→領海と一歩ずつ詰めてきてますね。彼らは領海まで踏み込むのか、踏み込んだ時に我らは行動を取れるのか。

  3. 南沙諸島なんかの話も聞くところだと、中国には領土問題の扱い方についてある程度までメソッドが出来上がってきているんじゃないかという気もします。
    日本も領海まで侵犯されたらどういう反応になるんでしょうか。
    国民に犠牲者だけは出て欲しくない、というのが正直なところです。
    本当だったらどのような立場にいる人間であれ、冷徹かつ合理的に考えて行動すべきだとは思いますが・・・

  4.  先日、防衛庁OBの方が尖閣問題について講演を行ってたのですが、そこでも南沙諸島の事例をあげて、中国の島嶼の奪取プロセスについて丁寧に説明されてました。最初は漁船から、次に監視船、合間に調査船、最後は軍艦なんだそうで、おっしゃるとおり決まったメソッドがあるそうです。尖閣に対しても同様にやってますね、という話だったと思います。だからといって不安を煽るわけではなく、冷静に分析なされていたのが印象的でした。

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