Oxygen以外のモデリングツールを試す(1)

 オブジェクト作りにBIS配布ツールのOxygenを使ってますが、その他の3Dモデリングツールを使うのも楽しいかな、と思ってShade9.0Basic版(なぜかMac版)を買ってきました、という話を以前書きましたが、実際にできるのかどうか再挑戦してみました。
 前回のエントリーの後、MG42さんから頂いた「Anim8orで、3DSファイルを変換するといいらしい」という耳寄りな情報に基づき、今回はこれを中間にかます方法を取っています。



 まずは簡単に作れそうなオブジェクトで試そうと、信号機の赤青を警察官が手動で切り替えられる制御盤をShadeで作ってみることにしました。

 まだ製品版の箱を開けてないので、Shade8.5Pro(Win版)体験版の残り期日で実施します。あと25日。タイムリミットまで十分余裕はありそうです。

 Shadeには一発で箱や円柱を作るプリミティブ生成というものがないらしく、まず面を作ってから立方体に生成する必要があるようです。また今回も、最初から用意したテクスチャファイルをマッピングする手法を取っています。Shade側でテクスチャファイルを生成できるのか、実はよく分かっていません。またO2のようにレンダリング後のオブジェクトをキーボード等で直接移動・回転をさせながら眺めることはできず、設定したカメラ位置の視点から見た固定的な表示となります。とりあえずテクスチャを貼り終えたので、Wavefront OBJ形式にエクスポート。

 MG42さんから教わったAnim8or(アニメ・エイ・ターと呼ぶらしい)で、さっきのOBJファイルをインポートしました。次にOpton-Debug-Dummy 3DS K Dataにチェックをつけた後、3DS形式にエクスポートします。

 エクスポートした3DSファイルを、今度はOxygenにインポートします。するとShadeで作ったモデルがきちんとインポートされていました。これで安心してShadeに移行できるな、と思いきや・・・。

 Shadeで貼付けたはずのテクスチャが、O2のブルドーザー上では表示されていません。テクスチャのパス名の設定が悪かったのかな、と面プロパティを確認してみると・・・。

 どうもテクスチャファイルの読み込みというか変換に失敗しているようです。


 とりあえず手動でpaaファイルを作成し、テクスチャも手動で指定するように修正してみることにしました。ですがいくらパス名を修正しようとも、その前の時点で自分のやりたいこと(UVマッピング)には失敗していることに気が付いてました。

 思ったとおり、UV情報が全範囲指定になって読み込まれている、すなわちShadeで設定したUV情報が引き継がれてないため、テクスチャがベタ貼り状態になっています。
 どうもどこかの時点でUVマップ情報が正しくエクスポート又はインポートされていようです。このままでは買ってきたShadeは、OFPにおいてはモデリングのみでしか活躍できなさそうです。(Shadeでエクスポートする際に3DS形式やLWO形式にして試してみましたが、似たような結果になりました)
というわけで、失敗。
体験版の期限の1月25日までには何とか打開策を見つけたいものです。

「Oxygen以外のモデリングツールを試す(1)」への3件のフィードバック

  1. どもーご無沙汰してます。
    大昔Shadeユーザーでした。今も仕事がMacなのでちょっと使ってます。shadeのUVはラップマップ(だったか?)でないとUVで貼られないんじゃないかと思います。ポリゴンだとUVエディットも出来た様な気がしますが全バージョンだったかは不明。いまさらなのですが、ゲームのMOD作製にはメタセコの方がはるかにやり易いきがします。モデラーとしても馴れると使いやすいし、静止画だとレンダリングも綺麗なんですけどね>Shade

  2. もみじ先生(Y)へ
    (1)って何ですか!?
    (@@)さんへ
     ご無沙汰してます。
     (@@)さんの書かれたO2dicの外部モデリングツール利用の頁を参考にしながら、各種ツールを試しているところです。
     Macで作ってみたいというのが目的のひとつだったりするので、次回はSiloとかCheetch3D、AC3D、Wings3Dのどれかも試してみようかなぁ、と思っています。日本語ならではの六角大王4も気になるんですが、Mac用の体験版はないし、Win版も購入しないとO2まで到れるか検証できないんですよね。
    買ってきてしまったShadeは・・・箱も開けずにお蔵入りになりそうです。

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