年末からずっと解決できなかった「速度の速い固定翼機を飛ぶと画面がカクツク」事象、ようやく原因と解決方法が見つかりましたよ。これで次のステップに進めることができます。
相当の時間、この問題の解決に向け思いついく限りの方法を何パターンも試して原因の特定を行っていました。解決に要した期間は1ヶ月くらいでしょうか、そのうちほとんどがコンソール機360で過ごした時間でしたけど。
しかし原因が分かってみると実に「何でもっと早く気がつかなかったんだろう」というものだったりします。私のような深く考えずにデフォルト設定のまま進める慌てん坊さんがこれ以上に増えないよう、事象と解決策を記しておきます。
【事象】
・MissionEditor起動後、Playerユニットを固定翼機(F35やC-130等)にし「Flying」の状態からPreviewする
・あたかも描画のフレームレートが緩慢になっているような描写になる(ただし計測したフレームレートは約60FPS)
【切り分けてるうちに分かったこと】
・登場時の速度から、約半分まで減速すると、何事もなかったのかように描写が突然軽くなる。その状態から加速すると、登場時の速度を超えても描写が重くなることはない。ただしもっと速度が出ると、また重くなりだす。
・現象が現れるのは、速度が速めの固定翼機。UAVやヘリは最初から軽い。(地上車両は試してないです)
・マップのエリア外に出ると軽くなる。
・他の人のPCでも同様の現象が現れる(私のPCよりハード性能は遥かに上)
・VideoOptionから地上の草を一切、消してみる → 改善しない
・島つくりの段階で地上の草を一切、消してみる → 改善しない
・サテライトマップやレイヤーマスクの画像サイズを1/10に縮小してみる → 改善しない
・山、谷が一切ないフラットな地形にしてみる → 改善しない
・標高点同士の間隔を広げてみる → 広げてやればやるほど改善する
【ところが】
ということで、メッシュサイズ(標高点同士の間隔)を大きくしてやることで改善は図れます。私が作ったのは15m間隔のマップですが、OFPと同じ50m 間隔の場合は、重くなることはありません。しかしこれは根本的な解決方法にはなりません。だってArmAでは10m間隔、ARMA2も多分同じくらいなのに、登場時の固定翼機が重たくなることはありません。それよりなにより苦労してリアルに近い15mメッシュのハイトマップを作ったのに、それを50mに広げるなんて。
理論的には15m間隔で十分可能なはず、何か解決策があるはずだ、ともう一度、BIS Forumの中にヒントはないか調べてみました。そして・・・。
【解決策】
・Visitor3でマップを作成後(作成後、であることが大事)、Project Parametersを開きます。
・Texture LayersのBase(Active)となっているところを選択し、EDITボタンを押下します。
・Texture LayersパネルのTexture Size:の値を適度に広げてやる(一般的には40mくらいが適切らしい。20m~40mがいいよ、とのこと)
この設定、一枚の地面テクスチャを何メートル間隔で貼っていくかを司る設定なのではないかと思います。試しに広げてやると、地面テクスチャの解像感が粗くなった気がしましたが、その代わり固定翼機のカクツキが一切なくなりました。僕の設定だとデフォルトが最小値の15m×15mになって適用されるため、この範囲となるとゲームエンジンに掛かる負担が大きかったようです。
マップの新規作成画面ではこのサイズを変えられないので(EDITボタンが非活性)、地形データを読み込んだ後にここを変えるという発想ができず、1ヶ月も気がつかないまま過ごしてしまいました。
これで次に進める!
そしてまた壁にぶつかるのだろう。
昨日、3D映画、アバターを見てきました。3Dは中々迫力ありました。
まるですぐ前に映像が有るみたいでした。
話は西部開拓で白人がインディアンを追い払うみたいな話でした。
5年ぐらいしたらゲームも3Dになるのでは
Avatar、CGがすごいらしいですね。
世界最高峰の表現だとか。
ちょうど年末にテレビを買う時に、量販店でやたらとこの映画の予告PVが流れていたのが印象的でした。その時はこの映画のことをよく知らなくて「このB級映画が」なんて内心は思ってました。その後ジェームズ・キャメロン監督の大作と知ってびっくり。
第一印象なんて当てになりませんね。