さらに進化してる護衛艦むらさめ


 最近、護衛艦むらさめをNaoyukiさんと一緒に作っています。
 先日のエントリーで「SH-60Jで着艦したい(けど、すり抜けちゃうんだよね)」と書いたら、Naoyukiさんが、それを可能にする技巧を組んでくれました。マルチガナーといい着艦機構といい、こういったことを朝飯前のようにやり遂げる人達がいることが素晴らしい。
 どういう仕組みで可能としたのか、技術音痴の僕にはさっぱり分からなかったのですが(ジオメトリの入った透明モデルを呼び出しているのかな)、ヘリコプターでちゃんと着艦できます。
 

 Get Outすると、甲板の上に立つことも出来ます。
 歩くこともね。
 Nさん、ちょっと凄いよ、これ。
  
 ところで甲板にはヘリとパイロット。
 ここで護衛艦を前進させたらどうなると思いますか?
 本日の「続きを読む」は、その体験記です。



 船は前進しますが、自分は前進しません。
 ルームランナーと化す甲板の上を全力で走る私。
 

 「そういやヘリは?」
 と思って後ろを振り向いたら、置き去りされたでござる。
 そして海中へボッシュート。
 

 全力疾走よりも護衛艦の前進スピードが速いのか、次第に後方に追い詰められる私。
 

 走れど走れど、ついに最後尾に。
 手摺のジオメトリのお陰か、実は全力疾走し続けていれば、甲板の上に居続けることができます。
 

 艦長が転舵を指示したのでしょうか。
 隅っこに追い詰められました。
 もう走るのを諦めてもいいですか?
 
 
 

 走るのを止めると、ヘリと同様に海中に落とされてしまいました。
 やっぱり。
 

 船が去っていくのを大海原で見送る私。
 ものすごい寂寥感がやってきます。
 ゲームなのに。
 テストプレイなのに。
 
 
 実験結果はいかがでしたか?
 実験はご愛嬌というかオマケですが、ヘリが着艦できるだけで凄いことと思います。Naoyukiさん、凄いぜ。
 護衛艦のモデリング時、どうせそんなことは出来ない、と思って適当なテクスチャしか作らなかったことを後悔。
 
 そのうちリリースされると思うので、実際に遊んでみてください。
 その時にきっと気が付く思いますが、護衛艦の着艦スペースはとても狭いです。
 ほんの少し前に行き過ぎるとローターが格納庫に当たるし。
 現実の着艦シーンでは、洋上では風だの揺れだのがあって、その上で護衛艦は前進してるわけで。更に雨天・霧・夜間だろうが離着艦しなくちゃならないのでしょうから、自衛隊のヘリパイロットさんの技術は高いなぁと思うわけです。

「さらに進化してる護衛艦むらさめ」への3件のフィードバック

  1. すごい・・・すごいの一言です・・・・・
    飛行中のAC130の中で歩けるスクリプト(HALOもできるようで)がありましたので、移動してる護衛艦の甲板でまったりくつろげる時が来るかも?

  2. どもです。
    私が作ったのはただの護衛艦の張りぼてでしたが、Naoyukiさんのテコ入れで
    航空機を弾やミサイルで撃ち落とすわ、ヘリでも人間でも載せてしまうわで
    モデルに魂が入るようになりました。
     
    エントリー本編では省きましたが、甲板の端から端まで歩き回れるわけではないです。見えない境目みたいのがあって、そこを通ろうとすると海面に落下します。長大モデルなので、仕方ないのかもしれません。

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