BI Developer’s Blog -ArmAのサポートとパッチの計画 その3-日本語訳

 このエントリーは1.14を紹介する記事だと思い込んでしまい、ずっとそのままにしてたんですが、良く読むと平成20年12月13日時点ではまだ現在進行形の内容だと気がつきました。
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ArmA Support And Patching Plans – Part III(ArmAのサポートとパッチの計画 その3)
Written by Spanel Bros.
Thursday, 24 July 2008
原文 : http://www.bistudio.com/developers-blog/arma-support-and-patching-plans-part-iii_en.html
 
 1.14の後、ArmA用のパッチはもっと出てきますか? 私達は答えを知っています!

 
ArmA 1.14
 オリジナルの1.00からArmAに改良を加えていくとてもハードな作業を経て、バージョン1.14まで整えてきたことに私達はすっかり満足しています。 1.14パッチのリリース以降、私達はArmA2の開発にほとんどのリソースを振り向ける方に切り替えています。しかしながらArmAの改良をサポートするだけでなく、いつの日にかのArmA2がリリースされてからも安定性と互換性を高めるため、いくつかの修正を行いたいとも感じています。
 
将来性の確保に向けた修正
 バージョン1.14のリリースの後、コミュニティから何人かのメンバーが大きな手助けをしてくれていると認識しています。私達は次のパッチでのリリースの時には重要になりそうな、いくつかのシリアスな事項を考えています:

* 64bit版Windows VistaにおけるATIチップと4GBメモリ問題(何人かのユーザーでは起動しない)

* マルチプレイでの途中参加の際に引き起こされるラグと切断事象(途中参加するプレイヤーが、既に始まっているゲームをぶち壊しする)

* Dedicatedサーバの帯域コントロールへの悪影響(悪いDSフレームレートの計測が原因で、意図的に動作しない)
 
 64bit 版とATIの件は、今は何人かのユーザーからのみ連絡を貰ってるに過ぎませんが、数年もしたらこの問題は大きく広がっていくかもしれません。マルチプレイヤーの件は、全くたいしたことのない話で、迷惑者への定義とちょっとした修正でいけるので、大規模なテストを行っているところです。最も良い方法は、ArmA2のリリースイベント用に進めておくことでしょう。
 
その他の修正項目は?
 パッチのリリースについては、コミュニティの中で頻繁に上がるいくつかの件(詳しくはKilling Bugsの項から、私達がどのような作業をしているのか情報が得られると思います)に取り掛かり、私達が安全だと考える修正項目を選択した上で何らかのリリースをしようと思っています。修正リストをすぐにみなさんに提供したりはしませんが、これだけは自信を持って言うことが出来ます、ArmAは今までのパッチで既に十分に成長しており、リストなんてものはどこにもないのです。
 
これはバグなのか、それとも仕様なのか?

 パッチをリリースした後、しばしば私達はこのようなリアクションを見かけることがあります「おい、パッチがリリースされたけど、直ってないじゃないか。(大きなバグが入ってるじゃないか / これは仕様)?」
 
 目標を達成するためにはバランス取りが難しいのがゲーム開発です。どれだけ時間を掛けて新しい機能を追加しなければならないのか?どれだけ時間を掛けて製品に磨きを掛けなければならないのか?みなさんが完璧な製品とたくさんの範囲を欲しがっていることは、私達も理解しています。しかし私達が企業である以上、提供できるものに限界があることもあるのです。
 
 今、私達は常に”sensible(分別がある)”な決断ばかりではありません、なぜならば私達は人間でありたいと思うからです。時として、私達は興奮しすぎていくつかの機能や実装をすることもありますし、なぜならばそれが重要な追加だと考える時もあるからです。時として、修正が簡単なものや、他の作業に関連性の高いものについて、私達はちょっとしたバグの簡単に修正することもあるでしょう。
 
これ以上のパッチはあるでしょうか?
 私達にも分かりません。しかし私達は既に次の作品であるArmA2にフォーカスを完全に当てています。そう、私達は当面の間はこれ以上のパッチをリリースすることができないのです。本当にクリティカルな問題(ここで言うクリティカルとは、ゲームが起動しない遊べないと多くのユーザに支障をきたすような出来事)が近々に出てきたとしても、それのために何らかのパッチをリリースしたくはないのです。
 
コミュニティによるコンフィグレーションのプロジェクト
 いくつかのこのゲームのコンフィグレーションファイルの面に対する修正や改良は、公式に認めたコミュニティが中心となるアプローチで進めてもらえないでしょうか。以前のパッチのいくつかで、既にそれは行われましたが、この時、ゲームのコンフィグレーションの面でもっと修正や強化に向けて、コミュニティが部分的に援助することを許可し、このアプローチに向けて進めて行きたいと思っていました。このアプローチのため、コミュニティ内のコンフィグの専門家や指導者が修正と変更ができるようにすることを目的として、wikiのページに専用のカテゴリを用意することを私達は計画しています。もちろん私達も、それが安全そうかをレビューしますし、良いものは直接パッチの中に統合していきたいと思っています。一般的に、私達はゲームをヘビーに改造する試みに変えていくのは好むわけではありません。しかしコミュニティの手によるファイナルパッチの中にシンプルなコンフィグの修正があることを私達は望んでいます。

 
いつ?
 それはどうか聞かないで下さい、ですが早いうちに:) ….ええ、私達すらいつになるのか分からないので、それがいつになるのかいえないのもまた事実です。ベータ版の段階まできたら、落ち着いたところ次の御知らせができることでしょう。3つの”メジャー”な修正の全てが既に実装されたとして、私達はまず内部テストを行いたいと思っています。それが何か、その理由はできるだけ隠しておきたいので、急いで再リリースすることはないです。これが終わりましたら、全ての事項が本当に修正され、新しいバグが発生していないかなど、パブリックベータパッチの最初の準備に取り掛かる必要があり、そしていくつかり欲しない効果の面でそれを紹介することはないでしょう。恐らく新しいファイナル版が安全であろうと決めて掛かっても、安定版のリリースまでは数ヵ月後くらいかかることでしょう。