K10D(中古)を買っちゃった


 期待外れだった製品とか、当たり外れのある製品のことを俗に「地雷」と表現することがあるそうですが、僕は地雷を踏んだらサヨウナラにならないよう買い物に対しては極めて慎重な性格です。3晩考えて結論が出ない時は、もう3晩でも考えて、それでも結論が出なければさらに深夜の脳内会議を深めていく男です。
 
 でも、たまには衝動買いしてしまう時もあります。
 中古でですが、Pentax K10Dを買いました。
 ほら、ボーナスが出ると在庫が一気になくなりそうな気がするじゃないですか。
 だから衝動的に。
 そして、次の日には嫁に速バレです。
 
 
 発売当時(’06年)の僕は「買いたい買いたい」と念仏のように唱えながら、買ったばかりのPentax istDSに操を立てて我慢したことを思い出しました。
 違った。同じお金を使うならレンズを増やす方がいいと思ったからでした。
 
 今となっては2世代前の機種だけあって、お安く購入することが手来ました。
 3万円もしません。新宿の中古カメラ屋さんで買いました。
 
 
 買ったばかりでまだろくに試写もしてませんが、AFでピントが一発で合わず行ったり来たりしてたり、のんびりしたシャッター音を聞くと「あぁPentaxだなぁ」と感じます。航空機とか走り回る子供とかには滅法弱そうです。ただ立ってただけの息子を撮っても、ちょっとピンボケでした。でも、いいのです。3年間使ってたistDSは、ダイヤルが不調になったりしてましたから、ちょうどいい交換時期なのです。
 
 そう言えば発売当時、カタログに「画質革命」とか大きなことを書いてたことを思い出しました。ですが革命はどうやら会社自身に来てしまったようで、今はHOYA社に吸収されそこの一事業部門として存続しています。
 やっぱり革命は安易に起こしてはいけませんね。
 マリーさんとか、ニコライさんとか。
 その上、うちの会社も似たようなキーワードを社内標語で使っています。
 心配になってきました。
 
 今となっては自分が何を書きたかったのかも思い出せませんが、とりあえず今度の週末は撮り捲って撮り捲ろうと思います。では。